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損害保険担当

秋は食材の宝庫と言われ、なかでも初物は珍重される食材です。
初物とは、実りの時期に初めて収穫された農作物や、シーズンを迎え初めて獲れた魚介類等の事をいいます。
日本人が初物にこだわる理由のひとつが、昔から初物を食べると寿命がのびる、福を呼ぶと考えられ縁起が良いとされてきました。
初物には他の食べ物にはない生気がみなぎっているとされ、それを食べれば新たな生命力を得られると考えられてきたからです。
また「初物七十五日」(初物を食べると寿命が75日のびる)、「初物は東を向いて笑いながら食べると福を呼ぶ」などの言い伝えもあります。
こうしてみると、日本人が「心とからだ」で食べ物に接していることが分かります。
冬支度が始まると「仙台名物 せり鍋」の美味しい季節ですね。
鍋は、海や山の恵みがすべて材料となる優秀なメニューです。
冷えたからだを温め、バランスの良い食事で…気忙しくなる師走に備えたいと思います。