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節分の鬼の話
2020.2.7
この記事を書いた人
経理担当
節分と言えば鬼に向かって豆を投げ、邪気を払う風習がありますが、実は鬼は5色いることをご存じでしょうか。仏教の教えで五蓋(ごがい)というものがあり、平穏に過ごすためには心に蓋(ふた)をしている5つの煩悩を外しなさいという教えです。その5つの煩悩を象徴しているのが5色の鬼の姿です。
【赤鬼/貪欲(とんよく)】【青鬼/瞋恚(しんに)】【緑鬼/惛沈睡眠(こんちんすいみん)】【黒鬼/疑(ぎ)】【黄鬼(白鬼)/掉挙悪作(じょうこおさ)】です。
自分が打ち勝ちたい煩悩の色の鬼に豆を投げると良いとされています。
しかし青鬼は、悪意・憎しみ・怒りの象徴で、貧相で欲深い自分自身に豆をぶつけることで自身を浄化し、福相・福徳に恵まれるという意味を持ちます。貧相で欲深い心を「追い払う」のではなく「浄化」させるのですね。
私は今年自分自身に豆をぶつけました。
心の中に青鬼が棲まない様に、心をフラットにして過ごしたいです。